ContextCaptureユーザーガイド

品質メトリック

品質メトリックでは、空中三角測量結果をすばやく3D解析できます。シーンの適用範囲から写真や測量ポイントの位置の不確かさまで、さまざまなメトリックが用意されています。

「品質メトリック」ボタンをクリックして、メトリックにアクセスします。.

次に、メトリックサムネールをクリックして、すべてのメトリックの一覧にアクセスします。

メトリックサムネールをクリックして、すべてのメトリックの一覧にアクセスします。

「品質メトリック」ダイアログには、現在のメトリックと使用可能なすべてのメトリックの一覧が表示されます。

使用可能なメトリック:

  1. シーン
    • 適用範囲:各領域が表示されている可能性のある写真枚数を示します。注意:周囲光閉塞は無視され、シーンの他の部分で隠されている点は、写真の視界にある場合には表示されているとみなされます。
    • 高さ:生成されたタイポイントを垂直位置に応じて色付けします。
    • 解像度:生成された各タイポイントの地上解像度(3D単位/ピクセル)を表示します。
  2. 測量
    • 位置の不確かさ:各測量ポイントの画像の位置がどの程度正確かを視覚的に表示します。測量ポイントの周囲の透明な球は、位置の不確かさの程度を示します(読みやすくするために拡大/縮小)。色付きの楕円は、最も不確かな方向とその大きさを示しています。注意:シーンに測量が存在する場合にのみ使用できます。
    • 基準点の配分:基準点から生成されたタイポイントまでの距離を示します。この距離を計算するには、写真および写真間のリンクを考慮します。注意:シーンに基準点が存在する場合にのみ使用できます。
  3. 写真
    • 位置の不確かさ:ContextCaptureの最適化が推定写真位置についてどの程度の確実性があるかを示します。写真の周囲の透明な球は、位置の不確かさを示します(読みやすくするために拡大/縮小)。色付きの楕円は、最も不確かな方向とその大きさを示しています。
    • タイポイント数:リンクされているタイポイント数に応じて写真を色付けします。
    • 入力位置までの距離:入力位置と計算された写真位置の間のオフセットを表示します。色は大きさを表し、線分は位置の変化の方向を示します。注意:入力位置が指定されている場合にのみ使用できます。
    • 入力回転までの距離:入力回転と計算された写真回転の間の差異を示します。色は角度の差異を示します。注意:入力回転が指定されている場合にのみ使用できます。
    • 接続グラフ:写真間のリンクを表示します。共通のタイポイントを持つ場合に2枚の写真が結ばれます。
  4. タイポイント
    • 観測写真枚数:点が表示されている一連の写真の平均を基準にして、各点の定義に使用された写真の枚数を表します。平均値は、シーンおよびフィルターのノイズの多いデータについて包括的な情報を提供するために使用されます。
    • 投影誤差:各タイポイントのピクセル投影誤差を考察します。
    • 位置の不確かさ:タイポイントが表示されている写真の平均を基準にして、個々のタイポイント位置の不確かさを示します。このメトリックによって、ContextCaptureの最適化後に、生成されたタイポイントがどの程度正確に配置されるかを推測できます。